2018年上半期:本物のワインへの入口 第6回
「Francois Feuillet aux Morey-Saint-Denis」
開催日時: 2018年6月17日(日曜日) 15:00~17:00
会 費: ¥25,000 (税込)
定 員: 8名様(先着順)あああああああああああ
“フランソワ・フィエ” あまり耳に馴染みのないドメーヌかもしれませんが、あの幻のドメーヌ、ジャッキー・トルショーの引退に際し2006年にトルショーの畑を全て購入したパリの大富豪と紹介しておきます。フィエ氏は並々ならぬワインラヴァーで、自身のワインライフの総仕上げにドメーヌを創設したいと思っていました。生前のアンリ・ジャイエ氏とも深い交流があり畑の取得に際してもジャイエ氏のアドヴァイスを全面に受けていたそうです。では実際には誰がこのドメーヌのワインを造っているのかが一番気になるところです。
“ダヴィド・デュバン” 現代のブルゴーニュワインを語る時に避けて通ることのできない、天才と呼ばれる若手醸造家です。ダヴィドは1971年に栽培農家に産まれます。彼の父は出来上がった全てのブドウを生産者協同組合に売り、自分の名前でワインを造ることはありませんでした。1990年から近隣の有名ドメーヌで修行を積んだ後、1990年中頃からその素晴らしい造りが注目を集め、次々とメタイヤージュ(折半耕作人契約)を結びワインを生産、一躍時の天才醸造家と呼ばれるようになります。そして2006年、フランソワ・フィエ氏の申し出により、かつてのジャッキー・トルショーの全ての畑のワインを造ることになります。ダヴィドのワインは全房によりセメントタンクでの発酵(グラン・クリュは樽発酵)、新樽の使用は30%(グラン・クリュは40%)、バトナージュを抑え、瓶詰めの際には極力澱引きをしない。必要な強さは持ち合わせながらも、若いうちから柔らかく繊細で、熟成にも耐えうるピュアなワイン造りが評価されています。
さて、今回のタイトルをなぜフランソワ・フィエと銘打ったのか?ダヴィド・デュバンでも良いのでは、と思われるかもしれません、がその訳は前回の究極のワイン会「幻のドメーヌ、ジャッキー・トルショー」と関連付けた第2回目だと思っていただきたい。ゆえにかつてのトルショーの畑を中心に、全てをモレ・サン・ドニにさせていただきました。トルショーと同年代でこの村を代表する生産者は何と言ってもジャック・セイスでしょう。ドメーヌ・デュジャックの創設者で先代のジャックが造りに目を光らせていた頃のワインを含めテイスティングをお楽しみいただきたいと思います。
長い間地味な存在で、今一つ有名になれなかった村のワインを注目に値する地位に押し上げたモレ・サン・ドニの有名生産者、デュジャック。一方、素晴らしいワインを造り続けていたのにも関わらず知られざる生産者だったトルショー。そして現代の天才と呼ばれるデュバン。それぞれの造るワインのテロワールの表現は如何に。大変興味深いところではありませんでしょうか。
テイスティングワイン
- 2006 Francois Feuillet Morey-Saint-Denis
フィエにおけるデュバンのデビュー作。トルショーから引き継いだ全3区画。
トルショーとは全く異なる造りのアプローチはワインにどう現れているのか。
ああ - 2004 Domaine Dujac Morey-Saint-Denis
収量を絞ることはせず葡萄の力を信じた栽培はトルショーと同じ考え。
全房発酵により新樽熟成をするところが全く異なる。その時代の人気の造りはどうか。
C - 2001 Jacky Truchot Morey-Saint-Denis
現在のフィエと全く同じ畑のワイン。氏の哲学による醸造法はデュバンとは全てが違う。
引退間近のトルショーの造りをじっくり味わっていただきたい。
ああ - 2014 Francois Feuillet Clos de la Roche Vieilles Vignes
所有していたグランクリュはクロ・ド・ラ・ロッシュとこの畑。
マゾワイエールの区画から収穫されたピノ・ノワールはトルショーの造りと好相性を見せてくれるだろう。
このヴィンテージは成功した生産者の多かったグレート・イヤー。
年によるが、この畑は4~5樽ほどの希少ワインでもある。
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ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああChairman Sir Raymond Fleming
ああああああああああああああああああああああああああああああaaaああああああああaああ THE WINE GALLERY
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※本会はお食事のご提供はありませんがお口直しのパンをご用意致します。
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