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※こちらの会はおかげ様で満席となりました。お申し込みありがとうございました。

本物のワインへの入口 第1回

時代が変わっても常に最上のブルゴーニュ白
「ジャン-フランソワ・コシュ-デュリ」

開催日時: 2016年11月20日(日曜日)15:00~18:00
会  費: ¥25,000 (税込)
定  員: 7名様

テーマ

名前を良く耳にするものほど中々お目に掛かれない、そのワインの知識は
十分あるのだが実は飲んだ事がない、希少ワインは困ったものだ。
何せ世界中のワインラヴァー達が奪い合うのだから仕方ないのも頷ける。
コシュ-デュリ。ムルソーと言えば他に思い浮かぶのはラフォンとルーロか。
何故コシュ-デュリだけがムルソーの真の王道なのか。ムルソーにとどまらず
ブルゴーニュを代表する白ワインである事に加え、いつの時も変わらず常に
その本質はぶれる事がない。三代目ジャン・フランソワの功績は有り余るが、
跡を継いだラファエルも又、より一層畑の人に徹しているようである。
今回はそのあたりを探りながらグラスを進めていく事としよう。

テイスティングワイン

1.      アペリティフをブラインドで
コシュ・デュリーの前座に何を持ってくるのか。感覚を共有出来る可能性を
考えるとその選択肢はかなり狭くなる。これも希少ワインではある。

2.      1998 J.-F. Coche-Dury, Meursault(当店販売価格¥68,000)
とにかく難しい年だと言われている。春の冷害に夏の干ばつ、収穫期の雨による病害、
何一つ良い事がなかったこの年にどんなワインを仕込んだのか。

3.      2011 Domaine Coche-Dury, Meursault(当店販売価格¥65,000)
この年、収穫は特に注意深く考え慎重な行動をとる必要があった。
ラファエルが常にそうであるように心配はないだろう。私がこの夏に試した
ものはバランスよく適度な酸とふくよかさを備えた美しいワインであった。
但し、長期の熟成に向くかと問われると少し考えさせられる。

4.      2008 Domaine Coche-Dury, Meursault(当店販売価格¥68,000)
ジャン・フランソワがこの年を最後に第一線から退いた。いわば最後の作品。
出荷時の当主名がエチケットに記される。表記はドメーヌ・コシュ-デュリ。

5.      2005 J.-F. Coche-Dury, Meursault(当店販売価格¥70,000)
一般的な評価ではブルゴーニュの偉大な年とされる2005年。
だが白は赤ほどに傑出年とはされていない。2010年と比べるべきではないが、
その透明感のある美しさと果実の熟度は見事である。今開けるのであれば間違いなくこの年。

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