2018年上半期:究極のワインへの入口 第5回
「ドメーヌ・クレール=ダユの遺産〜真の飲み頃を迎えたピノ・ノワール」
開催日時: 2018年5月6日(日曜日) 15:00~17:00
会 費: ¥120,000(税込)
定 員: 8名様ああああああああああああ
偉大な畑のピノ・ノワールの本来の飲み頃は一体いつなのだろうか。
収穫年の良し悪し、畑の特徴、生産者のその時の状態や造りの個性により一言では言えないが、真に偉大な畑のピノ・ノワールは生産者が絶頂期にある時、「ヴィンテージは絶対的な価値を持つことを放棄する」
一般に良くないと言われるヴィンテージにこそ優れた生産者はテロワールの特徴を最大限に生かし、哲学的な表現に成功する。グレートヴィンテージのワインは出来栄えこそ素晴らしいがテロワールのその小さな声を聞き逃す事もある。
さて今回は伝説の偉大なる生産者ドメーヌ・クレール=ダユの70年代の絶頂期。
1919年にジョセフ・クレールがマルサネでドメーヌを創設し、事業は大成功を収める。1930年代から2代目のベルナールが参画するようになってからは、優れたクローンへの改植を始め低収穫量にも徹底してこだわり真に偉大な畑へと導いた。しかし1971年に初代ジョセフが帰らぬ人となりドメーヌに暗雲が立ち込める。長い間一族間での相続問題が上手く行かずに、そのほとんどを受け継いだ初代の妻は畑のほとんどをボーヌの大手ネゴシアンに売却してしまう。本来であれば3代目を継承するはずのブルーノは1979年に自身のドメーヌを興すが、その時に所有していた畑はフィサンとマルサネ、その他わずかばかりでグランクリュはなかった。その後1985年にドメーヌが消滅する際に親族の協力を得て何とかシャンベルタン・クロ・ド・ベーズだけは手中に収めることができた。
クレール=ダユはかつてシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、ミュジニーを筆頭にボンヌ・マールやシャペル・シャンベルタン、ジュヴレ・シャンベルタンにクロ・サン・ジャックなど錚々たる畑を所有していた。これらの畑のうち、現在一族の血を引くブルーノ・クレールが所有するのはクロ・ド・ベーズのみで、この畑が彼のフラッグシップとなる。その他の畑は全てルイ・ジャドが所有し、現在ドメーヌ・ルイ・ジャドとして元詰めを行なっている。
テイスティングワイン
- 2012 Bruno Clair Chambertin Clos de Beze (参考品)
かつてのクレール=ダユの畑。大柄で力のあるワインを造るブルーノの今の姿は。
ああ - 1998 Domaine Louis Jadot Musigny(参考品)
年産900本余りの出荷。偉大なる畑を余すところなく表現できているだろうか。
C - 1973 Clair-Dau Musigny (当店販売価格 ¥420,000)
成功した生産者の少なかった収穫年。絶頂期の造りは今なお感動に値するか。
あ - 1978 Clair-Dau Chambertin Clos de Beze(当店販売価格¥360,000)
畑、ヴィンテージ、生産者、全ての条件が整った神のワインは真の飲み頃か。
ああ
ああああああああああああああああああああああああああああああChairman Sir Raymond Fleming
ああああああああああああああああああああああああああああああaaaaああ THE WINE GALLERYああ
ああ
※本会はお食事のご提供はありませんがお口直しのパンをご用意致します。
お申込方法
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